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今回はウォリス・フツナの国内線航空事情をまとめてみました。
皆さんご存じでしょうか?ウォリス・フツナ。
ウォリス・フツナとはフィジー北東の南太平洋上に位置するフランスの海外準県です。ポリネシアの中でもひときわ日本での知名度は低いエリアになるかと思います。
このサイトでは、ニューカレドニア、フレンチポリネシア(タヒチ)と同様にひとつの地域として扱っています。
目次
ウォリス・フツナの国内線概要
ウォリス・フツナは、その名の通りウォリス諸島とフツナ諸島の2つの諸島で構成されています。それぞれの諸島内に空港をひとつずつ持ち、両空港を結ぶ国内線が運航されています。
ウォリス・フツナの中心はウォリス島(別名ウベア島)側にあり、ニューカレドニアやフィジーからの国際線もウォリス空港にのみ発着するため、フツナ諸島へはウォリスからの国内線乗継が必須となっています。
ウォリス・フツナ国内の空港リスト
空港コード | 都市名 | 空港名 |
---|---|---|
WLS | ウォリス Wallis | Hihifo Airport |
FUT | フツナ Futuna | Pointe Vele Airport |
ウォリス・フツナの国内線航空会社・機種
ウォリス・フツナの国内線は同じフランス領のニューカレドニアの航空会社「エア・カレドニア・インターナショナル(通称「エアカラン」)が運航しています。
コード | 航空会社名 | 運航機種(定員) | 国籍 |
SB | エア・カレドニア・インターナショナル(エアカラン) Air Caledonie International | DHC6(16) | ニューカレドニア |
現在ウォリス・フツナでは新しい航空会社の立ち上げ計画が進められており、航空会社名は「Air Corail(エール・コレイユ)」となるようです。
まぁ経済規模を考えると単純にウォリス・フツナのマーケットをターゲットにしているのではなく、フランス領である利点を生かしてフランスあるいはEU側の企業がウォリス・フツナを拠点にしてオセアニア地域への進出を図ってきたということでしょう。COVID-19の影響により就航時期を2021年5月として準備が進められていますが、残念ながらウォリス・フツナ国内線については計画を確認することができません。フツナ空港の滑走路が1,000mしかないこともあり運航機材の都合上難しいのかもしれません。それでもウォリス・フツナ初となる新規航空会社の就航に大いに期待したいところです。
ウォリス・フツナの国内線ルートマップ
2020年6月現在、ウォリス=フツナ線を毎日2便、プラス日によって追加1~2便での運航が行われています。国内線ルートは次のとおりウォリス=フツナ線1路線のみです。
ウォリス・フツナの国内線航空券予約方法
エア・カレドニア・インターナショナル(エアカラン)のオフィシャルサイトからはウォリス・フツナ国内線は予約ができないようです。日本語・英語・フランス語のページいずれからも選択肢にフツナが表示されません。
Expedia、Trip.comといったサイトでも取り扱いがないため、ニューカレドニアやフィジーなど近隣エリアの手配を専門とする旅行会社さんへ問い合わせてみるしかなさそうです。