【航空路線から世界が見える】ソロモン諸島の国内線(2020年6月版) ソロモン諸島の航空事情はどうなってる?

Pacific champlooへのご訪問ありがとうございます。maechuです。
今回はソロモン諸島の国内線航空事情をまとめてみました。

ソロモン諸島と聞いてパッと何かイメージが沸くでしょうか?
日本での知名度はオセアニア地域でも残念ながら下位にあるようで、事実「ソロモン諸島政府観光局」さんによると日本からの観光客は年間370人(2018年)なのだとか。

ソロモン諸島は南太平洋の地理的にはメラネシアのエリアにある1,000弱の島々からなる島嶼国です。歴史に詳しい方だと太平洋戦争中の日米の激戦「ガダルカナル島の戦い」を思い浮かべるでしょうか?私はあの軍団の芸人さんの方が先に浮かんでしまいますが。

2020年5月5日に以下のようなツイートを発信し話題になっていましたね。ほかの南太平洋の国々とともに、私もぜひ多くの日本人に「ソロモン諸島」知っていただきたいです!

目次

ソロモン諸島の国内線概要

ソロモン諸島の国内線は、「ソロモン航空(Solomon Airlines)」の1社が運航しています。
首都ホニアラを拠点に国内各地の21空港へ運航しています。

ソロモン諸島国内の空港リスト

空港コード州名都市名空港名
HIR首都地域ホニアラ HoniaraHoniara International Airport
RUSガダルカナル州マラウ MarauMarau Airport
MBUガダルカナル州ムバンバナキラ MbambanakiraMbambanakira Airport
AVUガダルカナル州アブ・アブ Avu AvuAvu Avu Airport
BNYレンネル・ベローナ州ベローナ BellonaBellona Anua Airport
RNLレンネル・ベローナ州レンネル RennellRennell Tingoa Airport
IRAマキラ・ウラワ州キラ・キラ Kira KiraKira Kira Airport
NNBマキラ・ウラワ州サンタ・アナ Santa AnaSanta Ana Airport
RNAマキラ・ウラワ州ウラワ UlawaUlawa Airport
SCZテモツ州サンタ・クルーズ Santa CruzGraciosa Bay Luova Airport
LLMテモツ州ロム・ロム Lom LomLom Lom Airport
PRSマライタ州パラシ ParasiParasi Airport
AFTマライタ州アフタラ AfutaraAfutara Airport
ATDマライタ州アトイフィ AtoifiUru Harbour Airport
AKSマライタ州アウキ AukiAuki Gwaunaru'u Airport
MHMマライタ州マナオバ ManaobaManaoba Airport
TLG中央州ツラギ TulagiTulagi Island Airport
ANH中央州アヌハ AnuhaAnuha Airport
YXA中央州ヤンディナ  YandinaYandina Airport
FREイサベル州フェラ FeraFera Airport
JJAイサベル州ジャジャオ JajaoJajao Airport
VAOイサベル州スナバナオ SuavanaoSuavanao Airport
GTA西部州ガトカエ GatokaeGatokae Airport
BPF西部州バツナ BatunaBatuna Airport
EGM西部州セゲ SegheSeghe Airport
VIU西部州バルー ViruViru Airport
RBV西部州ラマタ RamataRamata Airport
MUA西部州ムンダ MundaMunda Airport
RIN西部州リンジー・コーブ Ringi CoveRingi Cove Airport
KUE西部州ククドゥ KukuduKukudu Airport
GZO西部州ギゾ GizoGizo Nusatupe Airport
GEF西部州ベラ・ラベラ Vella LavellaVella Lavella Geva Airport
BAS西部州バララエ BalalaeBalalae Airport
MNY西部州モノ MonoMono Airport
KGEチョイスル州カガウ KaghauKaghau Airport
CHYチョイスル州チョイスル・ベイ Choiseul BayChoiseul Bay Airport

ソロモン諸島国内の航空会社・運航機種

ソロモン諸島の国内線は「ソロモン航空」の1社が運航しています。
「ソロモン航空」の国内線用機材では大型となる36人定員のDHC8-100を、ギゾ、ムンダ、サンタ・クルーズ、ロム・ロム、キラ・キラの主要な路線に投入しています。

その他のローカル路線には19人定員のDHC6-300(通称:ツイン・オッター)を投入しています。

コード航空会社名運航機種(定員)
IEソロモン航空(Solomon Airlines)DHC8-100(36) DHC6-300(19)

ソロモン諸島の国内線ルートマップ

ソロモン諸島の国内線ルートマップは次のとおりです。

ソロモン諸島国内線の路線・運航会社リストです。
※2020年7月のスケジュールをもとに作成しています(2020年6月15日現在)

ホニアラからの主要な路線としては、ソロモン諸島西部の中心となる西部州のギゾへ週9便、同じく西部州にあるニュージョージア島の中心都市ムンダへ週5便、マライタ州の州都アウキへ週5便、南部のマキラ・ウラワ州の州都キラ・キラへ週4便、ポリネシア系住民が多いレンネル・ベローナ州のレンネルへ週3便があります(いずれも経由便を含む)。

そのほかの空港へは週1~2便の運航で、ソロモン諸島北部のチョイスル州の空港へはギゾ経由での運航となっています。

便数は少ないものの、ホニアラから南東へ650~700km離れたテモツ州のサンタ・クルーズ諸島への長距離路線となる、サンタ・クルーズとロム・ロムへ各週1便の直行便が運航されています。

発/着ルート運航会社便数
(うち経由便の便数)
HIR ホニアラGZO ギゾIE Solomon Airlines週9便(経由1.5便)
MUA ムンダIE Solomon Airlines週5便(経由1便)
SCZ サンタ・クルーズIE Solomon Airlines週1便
LLM ロム・ロムIE Solomon Airlines週1便
IRA キラ・キラIE Solomon Airlines週4便(経由1.5便)
CHY チョイスル・ベイIE Solomon Airlines週2便(全便GZO経由)
FRE フェラIE Solomon Airlines週2便(経由0.5便)
BNY ベローナIE Solomon Airlines週2便(経由1便)
RNL レンネルIE Solomon Airlines週3便(経由1便)
NNB サンタ・アナIE Solomon Airlines週1便(経由0.5便)
AKS アウキIE Solomon Airlines週5便
BAS バララエIE Solomon Airlines週1便(全便GZO経由)
KGE カガウIE Solomon Airlines週2便(経由0.5便)
VAO スナバナオIE Solomon Airlines週2便(経由1便)
RUS マラウIE Solomon Airlines週2便(経由1便)
ATD アトイフィIE Solomon Airlines週1便(経由0.5便)
MHM マナオバIE Solomon Airlines週1便(経由0.5便)
EGM セゲIE Solomon Airlines週2便(経由1便)
RNA ウラワIE Solomon Airlines週1便(経由0.5便)
RBV ラマタIE Solomon Airlines週1便(経由0.5便)
PRS パラシIE Solomon Airlines週1便(経由0.5便)
GZO ギゾMUA ムンダIE Solomon Airlines週1.5便
CHY チョイスル・ベイIE Solomon Airlines週2便
BAS バララエIE Solomon Airlines週1便
KGE カガウIE Solomon Airlines週0.5便
IRA キラ・キラEGM セゲIE Solomon Airlines週0.5便
RNA ウラワIE Solomon Airlines週0.5便
NNB サンタ・アナIE Solomon Airlines週0.5便
RUS マラウIE Solomon Airlines週0.5便
VAO スナバナオEGM セゲIE Solomon Airlines週0.5便
FRE フェラIE Solomon Airlines週0.5便
ATD アトイフィMHM マナオバIE Solomon Airlines週0.5便
BNY ベローナRNL レンネルIE Solomon Airlines週1便
PRS パラシRUS マラウIE Solomon Airlines週0.5便

ソロモン航空のオフィシャルサイト内には、国内線のルートマップが掲載されていますが、実際に運航スケジュールが確認できる路線と若干相違があります。

IE DOM ROUTEMAP

出典: Solomon Airlinesのオフィシャルト

ソロモン諸島国内線の航空券予約方法

ソロモン航空のオフィシャルサイトより予約が可能となっています。サイトは英語ですが、予約の流れや入力項目は分かりやすいのでハードルは高くはありません。

日本語対応の大手予約サイトでは、Expediaやtrip.comにて取り扱いがあります。ただし、経由便やローカル路線には対応できていない場合もあるようです。ホニアラ=ギゾなどの主要な路線であれば日本語で予約できますので是非ご活用ください。

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