【航空路線から世界が見える】クック諸島の国内線(2020年5月版) クック諸島の航空事情はどうなってる?

Pacific champlooへのご訪問ありがとうございます。maechuです。
今回はクック諸島の国内線航空事情をまとめてみました。

私も個人的に近いうちに訪問を予定している国ですが、新型コロナの影響でいつ行けるかと日々情報収集しているところです。

目次

クック諸島の国内線概要

クック諸島は火山島であるラロントンガ島をはじめ24の島と環礁からなる島国です。国内には9つの島(環礁)に空港があります。

首都アバルアのあるラロトンガ島を拠点に国内8空港へ、クック諸島の航空会社「エア・ラロトンガ(Air Rarotonga)」が運航しています。

クック諸島は広大な海域に広がるため、北クック諸島の島々(ペンリン・マニヒキ・プカプカ)への路線はラロトンガ島から1,200~1,300kmにも及ぶ距離を運航する国内線となります。

主要な国内線はラロトンガを拠点に、アイツタキ島を結ぶ路線が毎日複数便の運航、ラロトンガ周辺の南クック諸島の島々へは週に2~4便程度の運航となります。
北クック諸島への長距離国内線は、週1便~月に1・2便程度(+行事等に応じて追加運航)といった、かなり限られた便数となっています。

ラロトンガ発着以外の路線は、アイツタキとアティウを結ぶ便が週に1~2便程度定期的に運航されているだけで、他は不定期での運航となります。

クック諸島国内の空港リスト

空港コード都市名空港名
RARラロトンガ RarotongaRarotonga International Airport
MGSマンガイア MangaiaMangaia Airport
MUKマウケ MaukeMauke Airport
MOIミティアロ MitiaroMitiaro Airport
AIUアティウ AtiuEnua Airport
AITアイツタキ AitutakiAitutaki Airport
PZKプカプカ PukapukaPukapuka Island Airport
MHXマニヒキ ManihikiManihiki Island Airport
PYEペンリン(トンガレバ)
Penrhyn(Tongareva)
Tongareva Airport

クック諸島の国内線航空会社・運航機種

クック諸島国内線は「エア・ラロントンガ」の1社が運航しています。
機材はSaab340Bをアイツタキなどの高需要で、EMB110をそのほかのローカル路線で運航しています。
そのほかセスナ・サイテーションⅡ・モデル550(Cessna Citation Ⅱ Model500)という面白い機種を保有しており、少し方は古いのですが、多くはVIP輸送や政府・軍用機などに用いられているこの機種を、ラロントンガ=マニヒキ路線などに不定期で投入しており、民間旅客便として搭乗できる世界でもレアな航空会社です。

※ラロトンガ=マニヒキ路線は通常週1便の運航ですが、この定期便はEMB110での運航が基本のようで、臨時便的なものにCessna Citation Ⅱ Model500は投入されているようです。ただし片道2時間の国内線で運賃NZD1595(2020年6月のレートで約112,000円)、運航便数も席数もかなり限られますのでマニアックな方に限られますねww

コード航空会社名運航機種(定員)
GZエア・ラロトンガ Air RarotongaSaab340B(34) EMB110(15) CN2-Model550(8)

クック諸島の国内線ルートマップ

2020年5月現在確認できるスケジュールでのクック諸島国内線は次のとおりです。

Air Rarotongaのサイト内には以下のようなルートマップが掲載されていますが、不定期運航の区間も表示されているようです。

AirRarotonga Routemap

出典: Air Rarotonga オフィシャルサイト

クック諸島の国内線航空券予約方法

Air Rarotongaのオフィシャルサイトより予約可能です。
いずれも小型機材での運航でもあり、特に運航便数も限られるような路線は早めの事前予約がないと満席となることが多くあるようです。

Expediaやtrip.comといったサイトからの予約は取り扱いがありません(2020年5月現在)。

人気の「アイツタキ島日帰りツアー(Aitutaki Day Tour)」もAir Rarotongaオフィシャルサイトから予約可能ですが、VELTRA、HISなどの旅行会社からは日本語で予約することも可能です。

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